食への不安の払しょく

2021年5月6日 2021年5月8日

私は四十歳の時に結婚しました。そしてその一年後に子供が出来ました。

ラプトブログに出会う数年前のことです。

その当時、それ以前から陰謀論が好きで、様々な本を読み漁り、サイトを巡っていたのですが、その過程でどれだけ日本の食が危険か、ということを知りました。食品偽装や鳥インフル、添加物など、とにかく気を付けなければ自身の健康が損なわれる、と焦りさえ感じていました。

そんな中、結婚して子供が出来たため、自分だけでなく、妻や子供も守らなければならない！　という強い気持ちから、それまで以上に情報を得られるよう、様々なサイトを訪れ、ちまたに溢れる健康情報ではなく、出来るだけ陰謀論に近い、世の中に出ていない（笑）情報を集めようとしていました。そして本当かどうか分からないような情報だったのにも関わらず、少し物珍しい情報があると飛びつき、それを妻に「あれは危険だ」「これは止めた方がいい」と話していたのです。

一時期、息子が二歳くらいの頃にアレルギーのように顔がかぶれてしまったことがありました。そこで、また私が得意のネットで情報を仕入れ「どうやら納豆が良くないらしい」という結論に至って、それを妻に話しました。

妻はすでに、それまでの私の言動に対してウンザリしていたのだと思います。料理を手伝いもせず、ただあれが悪い、これがダメだと言うだけ。しまいには、毎日食べている納豆がダメだと言いだすのだから、当然です。

普段は温厚でヒステリックになったことなど見たことのない妻が突如キレて「今後一切料理を作らないから、その理想の料理を作って」と言われました。

私はその時やっと自分の過ちに気付いたのですが、時すでに遅し。それまで相当我慢していたのでしょう、謝っても全く許してもらえず、結局、それからしばらく、私が料理をすることになりました。

しかし、一人暮らしは長かったものの、料理は大の苦手で、レシピ本を買ってきて作ってみても時間はかかるし、あまり美味しくないし、更に食費も大幅に増えてしまい、結局、見るに見かねた妻が折れて、許してもらえたのでした。

ただ、その後も根本的な解決にはならず、内心では食に関して「どうしたらいいのだろう？」と悩んでばかりいました。

より良い生活をしたい。健康でいたい。食による毒から妻子を守りたい。しかし何が良くて何が悪いのか分からずに不安は増すばかり。

そうした日々を送っている中で、ラプトブログに出会うのですが、ブログを読む進めていく内に、自分がいかに間違っていたのかということに気付きました。

巷に出回っている健康法も、いわゆる「陰謀論」的な食に関する話も、結局は不安をあおるだけのもので、嘘が多かったのです。そして私は単にその情報が「珍しい」というだけで根拠もよく分からないのに信じて、それを妻に話していました。

そんなことをしても混乱するだけですし、無駄に不安をあおることにもなる。

ラプトブログに記されていたことは、至ってシンプルでした。そして本当に分かりやすかったのです。他の本やサイトのように煙にまかれたような、誤魔化されたような感覚は一切なく、すべてが率直でした。モヤモヤしていたものが頭からスッと消えたような感覚を今でも覚えています。ただ闇雲に「これが正しいんだろうな」と思うのではなく、盲目に「これがすべて正しい」と妄信するのでもなく、ラプトブログに記されていることすべてを理解し、納得した上で、これこそが真実だと確信したのです。

更にkawataとnanaのラプト理論でより詳しく丁寧に紐といてくださったため、完全に食に対する不安は完全に消えました。